鹿島神宮 要石
鹿島市
古代の霞ヶ浦は広大な内湾をなし、北は北浦、南は印旛沼、西は手賀沼からさらに今の利根川・鬼怒川流域に広がってゐた。その東の入口に鹿島神宮がまつられた。
○浪高き鹿島が崎にたどり来て、東の果てを今日見つるかな 夫木抄
枕詞に「あられ降り鹿島」ともいひ、鹿島の神(
○み空より跡垂れ初めしあとの宮、その代も知らず神さびにけり 夫木抄
○めぐり逢ふ初め終りの行方かな、鹿島の宮に、かよふ心は 慈円
鹿島神宮の
○揺ぐともよもや抜けじの要石、鹿島の神のあらん限りは 地震除の歌