鏡山
蒲生郡竜王町
九代将軍足利義尚(日野富子の子)が、応仁(1467--69)のころ近江で炎天下に行軍中、歌を詠むと、涼風が吹き五万の兵も生気をとりもどしたといふ。
○今日ばかり曇れ近江の鏡山、旅のやつれの影の見ゆるに 足利義尚
鏡山は蒲生郡竜王町にある。義尚は長享元年(1473)に近江守護の六角氏を征伐するために出陣したが、近江で病死した。
九代将軍足利義尚(日野富子の子)が、応仁(1467--69)のころ近江で炎天下に行軍中、歌を詠むと、涼風が吹き五万の兵も生気をとりもどしたといふ。
○今日ばかり曇れ近江の鏡山、旅のやつれの影の見ゆるに 足利義尚
鏡山は蒲生郡竜王町にある。義尚は長享元年(1473)に近江守護の六角氏を征伐するために出陣したが、近江で病死した。