早池峰山
遠野物語
むかし女神があり、三人の娘とともに早池峰の高原に来て、
○冬ちかみ、あらしの風と、はやちねの山のかなたや時雨そめけむ 菅江真澄
早池峰の神は岩手山の神の妻だが、玉山村の姫ヶ岳(姫神山)が本妻だともいふ。
遠野地方は、明治の末に柳田国男が「遠野物語」で紹介して以来、昔話の里として全国に知られるやうになった。「遠野物語」の序文の端に記された歌。
○翁さび飛ばず鳴かざる、をちかたの森のふくろふ笑ふらんかも 柳田国男
むかし女神があり、三人の娘とともに早池峰の高原に来て、
○冬ちかみ、あらしの風と、はやちねの山のかなたや時雨そめけむ 菅江真澄
早池峰の神は岩手山の神の妻だが、玉山村の姫ヶ岳(姫神山)が本妻だともいふ。
遠野地方は、明治の末に柳田国男が「遠野物語」で紹介して以来、昔話の里として全国に知られるやうになった。「遠野物語」の序文の端に記された歌。
○翁さび飛ばず鳴かざる、をちかたの森のふくろふ笑ふらんかも 柳田国男