水野広徳

 水野広徳は、軍人として日露戦争に従軍し、日本海海戦を描いたベストセラー『此一戦』を出版。現役を引退してからは、当局の監視の中で、軍縮論や日米非戦論、軍部大臣現役武官制廃止などを主張し、平和主義を貫いた軍事評論家として知られる。

 ○世にこびず、人におもねらず、我はわが正しと思ふ道を進まん  水野広徳