平田篤胤

秋田市

 国学者の平田篤胤は、晩年に幕府に疎まれ、故郷の秋田藩に帰った。そのころの歌。

 ○張る弓を放ちもあへず、秋の田にまた立つ足もなき案山子(そほど)かな  平田篤胤

 秋田市の弥高(いやたか)神社は、秋田藩久保田城の跡地に創建され、平田篤胤と佐藤信淵をまつる。