明治11年の伊勢参宮朱印帳 1

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明治11年の伊勢参宮の旅の朱印帳である。
明治11年1月12日、武蔵国幡羅郡を発つ(楡山神社)。翌13日、武蔵一宮・氷川神社。14日、埼玉県庁所在地の浦和の調神社。15日、上野の東照宮、神田明神。
明治初年は関東ではやはり徳川氏ゆかりの寺社への信仰は盛んだったようで、のちにも出てくる。東京では明治神宮もまだなく、神田明神が第一番だったのだろうか。

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17日、鎌倉宮、鶴岡八幡宮。一般に参宮の旅では一宮を参拝することが多いが、相模国は源頼朝以来、鎌倉が中心だったのだろう。寺院の朱印も多いのだがここでは全て略す。19日、箱根神社。



20日、箱根を越えて、伊豆国一宮・三島神社(三島大社)。富士宮の富士山本宮浅間神社は立ち寄っていないのは、富士講の信仰は富士吉田の北口本宮が中心だったためか。21日、静岡の久能山 東照宮、「浅間神社神部神社大歳御祖神社」。「*」印以外のリンクは「玄松子の記憶」から。
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