神話の森のブログ

日本の神話や民俗、また近世農村研究

境界の茶の木


新茶の季節である。
昭和30年代ごろまで関東の台地地帯ではどこでも茶の木が栽培され、家庭で茶も作られていた。茶を作るときの香りはとても芳ばしいものである。
わが家では茶の木の垣根があった。ある人は、畑の境に植えられていたと言う。垣根も境界ということだから、茶の木には境界を護って邪霊を防ぎとめる何かがあるに違いないと思って、鈴木棠三著『日本俗信辞典』を見たが、境界のことは書かれていなかった。

ネット検索をしたら、実に多くのページで書かれていた。
茶の木は、根が深いので、しっかり居付くようにと、結納に茶は欠かせない。
茶を飲むことは境界を越えることだといい、「峠の茶屋」も単なる休憩場所のことではないのだという。
茶についての慣用句の語源説明も面白いのだが、書く人によって説明が異なるようだ。あまたの茶の師匠はそれぞれ権威があるので、民俗学者はあまり立ち入らないのかもしれないが……。

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http://www.o-cha.net/japan/japan/culture/culture16.html

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