「私本管理Plus」という蔵書管理ソフト

「私本管理Plus」というフリーの蔵書管理ソフトを使ってみたのは、6年以上前の2006年8月ごろだが、そのとき3000有余を登録。今年2013年になって、バーコードリーダーを使用して、続きをやってみた。
現在、一般書が5900冊。ほかに漫画関係で1500冊、伝来物和本200冊、他に処分予定の本から新しめの本でバーコードで簡単に登録できるもの200冊。合計7800冊。切りの良い1万まで登録してみたい気もする。残りは、郷土史物、自費出版物・紀要類、漫画、トンデモ古代史系、実存主義マルクス主義哲学、雑誌などがある。

「私本管理Plus」というソフトは、若干使いにくい部分もあるが、個人の蔵書はそれほど際限なく数があるわけではないので、不便を感じながらも、登録は終ってしまう。

ただしデータベースとして長く使い続けるためには、改善を望みたい部分もある。
このソフトの良いところは、Amazonのサイトから本の内容説明のテキストを取り入れることができ、そのテキストには目次のリストが含まれている場合もあり、それらのテキストに対してソフトから検索することができることである。
Amazonの「内容説明」は全ての本にあるわけではないが、日々追加されているようでもある。増補もあるようだ。6年前には「内容説明」が欠けていたものが、今は追加されている場合がある。表紙画像もなかったものが付いている。それらの新しいデータは、一件一件このソフトの「登録画面」を開いてISBNの横をクリックしなければ取得できない。そのときクリックしても必ずしも追加データがあるとは限らない。これらの新しいデータを、どう取得するかが問題になる。
今回は、全てのISBNを再登録することにした。方法は、「データ整列」でカテゴリ基準に並べ替えて保存。そのcsvファイルからISBNだけ取り出して新規フォルダに一括登録する。カテゴリ順に保存したのは、カテゴリの再登録が不可避なので、それをやりやすくするためである。

「内容説明」には手動で全集の目次などを貼り付けておくと便利である。目次をテキストにして個人ブログに載せている人がいる。柳田国男集、折口信夫全集、日本の民話(未来社)などの目次をそれらのサイトから拝借した。三田村鳶魚全集はWikipediaに目次があった。

次の画像は、キーワード「猫」で検索したときの67冊のリストの一部。こういう使い方ができるのがよい。
私本管理Plus


私本管理Plusで、さらに欲しい機能は、右側の「プレビュー」エリアは、画面上のボタン1つで開閉できると良い。このエリア内の不要な表示項目は表示しない選択ができるようにし、ヒットしたキーワードがすぐにわかるように色表示にするとか。
(こういう画面はMSの Media Player に似ているかもしれない。電子書籍を登録して、ここからビュ−ワを起動できるとか。星5つまでの評価欄もほしい)

入力についての改善策としては、古い本のISBNを取得するための検索で「タイトル」「作者」「発行所」の3項目の入力欄があるが、その検索で見つからないときは、手動登録になるが、新たに「新規登録」画面を開いて、同じ3項目を再入力しなければならない。最初に入力した3項が生かされたまま、「新規登録」画面を開いたとき該当する3項目に既に入力された状態になっていると便利。
逆にISBNのない手動登録データの(データ修正のための)「登録画面」の内の3項目から、ISBN取得のための「ISBN検索」へ飛べるようにすれば、新規にISBNが付与されたケースではそれを取得できる。
更に登録データの「検索画面」で3項を入力して検索してみたが、未登録とわかり(登録忘れ)、新規に登録したいときは、この3項入力を保持したまま「検索画面」から「ISBN検索」へ切り替わると便利。
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