近世古文書の世界

神話の森のホームページ内に、新しく、江戸時代の村の古文書についてのコンテンツを開設する予定です。(4月の予定)
最近は江戸時代への関心が高まっているらしく、一般に知られた著名な研究家といえば故杉浦日向子氏など、江戸時代の庶民の生き生きとした生活ぶりが、現代の世知辛い世の中と対比されて紹介され、見直されています。
ところがそういったことは、江戸など一部の都会の町民たちの間の話であって、国民の圧倒的多数を占めた地方の農民たちの生活については、伝統的な信仰生活についてはよく語られますが、それらを除けば、経済的な貧しさであるとか、支配者の言いなりだったとか、そんなことばかりが強調されてきたようなところがあります。
我々の先祖について、無能で支配者の言いなりだったという見方には、「有能な現代社会の自分」という考えが前提になっています。現代人はそれほど有能でしょうか。
ま、そういった反省も大事かと思います。

アーカイブやカテゴリのページの表示が遅いときがありました。
もしやと思い、一年分のアクセス解析のログをサーバーから削除して様子をみます。一年分の量が73メガバイトもありました。もっと少なく済むものに変えたいところです。
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Comments

森の番人 | 2008/05/26 10:29
4月の予定と書きましたが、
6月始めにはなんとかなりそうです

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