『古事記の本』(学研)

古事記の本倭建命学研の新刊「ブックス・エソテリカ」シリーズ(40) の『古事記の本』は、古事記に関連する古代史や比較神話学などについて一般的に書かれたもので、叙述内容はごく平均的なものだが、この手の本の性格からして全ての事項について見落しなく充分広くというわけにもいかない。

しかし、挿し絵が豊富で、神宮徴古館の所蔵絵画などにまじって、これまで滅多に取り上げられなかった絵画や図版が多く使用されているので、それらを見ているだけで、絵が描かれた時代のとらえ方を思ったり、感心したりしている。

昔の木版などの刷り物の絵も、従来は色がかすれていたりぼやけた画像の印刷が多かったが、最近のコンピューター処理によるものなのだろうか、この本では実に鮮明な画像として見ることができる。
下の右の画像は楡山神社所蔵の江森天寿画『日本武尊(やまとたけるのみこと)』(同書より)
comments (2) | trackbacks (0) | Edit

Comments

御所?P崎 | 2006/08/03 05:29
はじめまして

画像によって?A?Sが伝わってきます?B

弟?k比売?V命のいまわの際の歌 に歌われている日本武尊命のお?pですね?B?Sまで伝わってくるような?Gが見れて嬉しいです?B

最も?vい?oに?cる 命に代えても惜しくないと?vう?Sを?cして・・?B
ある?y?nの長?Vは?Cが?rれて?nれなくなったとき?A?Dの?D頭が言うには?A?u?Cの?_が女性を見ている?B女性を?Cに落とせと?Bそして?A日本武尊命は?A五?S?lの?b下を?Eすわけには?sかないと?vい?A弟?k比売を?Cに落とすことにした?Aと?v

そして?A弟?k比売に?gえていた数?lの女官も?Aあの岩から後を追ったのだと?B何故かと言えば?Aもうお?dえするひとがいないのだからする事がなくなったからといわれました?B


愛と犠牲について?Aおそれおおくも?c后陛下が?qべられていますが?Aやはり?Aむねに迫るものがあります?B

ただ?Aこの場面を?vい描けることが?Kせです?B?f晴らしい?Gをご紹介下さり?Lり難うございました?B
蝸牛歩(管理人) | 2006/08/03 17:27
初めまして
携帯からの投稿のようで、残念ながら文字化けしている部分がありますが、ご趣旨は理解できます。
皇后様の『子供時代の読書の思い出』という御講演の映像はNHKビデオからも発売されていますが、ご指摘の
 さねさし相模の小野に燃ゆる火の火中に立ちてとひし君はも
の弟橘比売の歌についてのお話など、特に印象深いものでした。
次のURLは歌語り風土記のページです。
http://nire.main.jp/rouman/fudoki/17kana01.htm\

Comment Form

icons:

Trackbacks


  page top