神話の森のブログ

日本の神話や民俗、また近世農村研究

戊辰戦争150年


150年前の慶応4年1月3日、新暦に換算すると1月27日に、鳥羽・伏見の戦いが始まった。翌年の函館戦争までを、戊辰戦争と呼ぶことになっている。
Wikipediaを見ると「戊辰戦争」のページに、「新政府軍が用いた錦旗(錦の御旗)の模写図」が載っている。政治利用の極致というか、あのような旗を掲げられたらたまらない。

別のブログに『折口信夫伝』(岡野弘彦著)について書いたとき、折口信夫という人は昭和20年の敗戦の意味を最も深く受けとめた一人だという意味のことを書き、慶応4年(〜明治2年)の敗戦のときは、誰がいたろうと書いた。

慶応の頃になると、村の名主たちも先行きが不安に思えたのか、情報交換を行なっていたようで、著名な大名が書いた書状の写しなどを、読んで書き写していた。
慶応3年10月の大政奉還のころの写しには、「上様無余儀 征夷大将軍御退役の儀 被仰付候処、御所より過る十六日御返口に相成、平大名同様に相成候由、左候へば普し鎌倉北条代の通り執兼職相立可申候」などと書かれてある。
しかしそのような期待も虚しく、その後の変化は、非常に急速なものとなった。

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