仁に遠き者は道に疎し

不苦者于智
漢詩のように見えるが、
オニハソト
フクハウチ
と読むらしい。節分の豆まきの掛け声の「鬼は外、福は内」である。あるいは次のようにも読むという。
仁に遠き者は道に疎し
苦しまざる者は智にうとし
「于」には「ゆく」という意味があるそうだが、「歎く」という意味もあり、もともと紆余曲折というか曲がったものをいうと辞書にあるので「うとし」とも読むのだろう。
仁とは愛に近いような徳のことをいうのだろうし、苦しむことも大事だという話にもなる。実は落語の『一目上がり』という話に出てくる。
本来の「新年」であるところの立春を迎える気持ちとしては、良いものだろう。
Comments
時々、立ち寄らせてください。
年の初めは更新がまのびしていますが、そろそろペースをあげたいと思っています。