賀茂社
賀茂建角身命の娘の
○我がたのむ人いたづらに成し果たば、また雲分けて昇るばかりぞ 神詠
○君を祈る願ひを空に見てたまへ。わけいかづちの神ならば神 賀茂重保
父が雷神であったことから、その子は
○人も皆かつらかざして、千早振る神のみあれにあふ日なりけり 紀貫之
○忘れめや。葵を草に引きむすび、かりねの野辺の露のあけぼの 式子内親王
○君が世も我が世も尽きじ。石川や瀬見の小川の絶えじと思へば 源実朝
賀茂建角身命の娘の
○我がたのむ人いたづらに成し果たば、また雲分けて昇るばかりぞ 神詠
○君を祈る願ひを空に見てたまへ。わけいかづちの神ならば神 賀茂重保
父が雷神であったことから、その子は
○人も皆かつらかざして、千早振る神のみあれにあふ日なりけり 紀貫之
○忘れめや。葵を草に引きむすび、かりねの野辺の露のあけぼの 式子内親王
○君が世も我が世も尽きじ。石川や瀬見の小川の絶えじと思へば 源実朝