妙義山

 「波己曽(はこそ)の大神」ともいはれた妙義神社の背後の妙義山は、奇岩と怪石の多い景勝地でもある。画家の狩野芳崖が、明治二十年三月に妙義山、中ノ嶽の景色を詠んだ歌。

 ○美くしくあやに尊し、かむろぎの神のつくれるこのおほみ山   狩野芳崖