漢字の新字と旧字の一覧

● 新字旧字 対照表1(旧字を利用できる字) ●

常用漢字を含む第一水準漢字の通用字体と、それに対応する旧字の対照表。
ただしユニコードに旧字がある字に限る(ないものは →対照表2 へ)。
文字の右側の 啞 などはユニコード。それのない文字は第1、2水準漢字の文字。

花園フォントをインストールしての閲覧を推奨します。


以上の合計 494組。
青字は、本来は異なる意味の字を代用したものとされる。文藝、邪馬臺国などの表記にこだわるのはそのためらしい。
最後の6字は、別の字形のほうが使用例が多いなどの字。草冠が4画となるものは、文芸書などではほとんど見かけないが、たまたま2例入った。

次の例などは、新字〜旧字の関係とする説もあるが、使用例は少ないのではないか。


「涛、挟」などは、当用漢字でないことから「濤、挾」が使われたのだが、70年代ごろから略した字形を見かけるようになった。ワープロの第1水準では最初から「祷」などだった。挟も祷も常用漢字になったが、挟は第2水準に「挾」の字があるが、祷は略字しかなかったのだが、unicodeで 禱 が使えるようになった。当用漢字以外の字でも当用漢字風な略字は多いが、第2水準漢字の中にもある。




● 新字旧字 対照表2(花園明朝Plusの旧字) ●

花園明朝Plus というフォントをインストールすると、更に旧字は多く表示できる(通信には不適、pdf文書なら可能)。以下に369例。亡、帝、亥など、ここに採用していない字もある。
郷 響 節 蘭 蓮 双 の6文字は「対照表1」にもあるが、旧字は異なるものを指定。