【1】MS-IMEプロパティの起動
MS-IMEプロパティを起動するには、IMEバーの「ツール」(右下の)をクリックする。【2】の画像になる。
(以下の文中の★印は、辞書テキスト一括登録のための順序)


【2】MS-IMEプロパティの〜「辞書/学習」の操作
プロパティ画面上部の「辞書/学習★」タブをクリック。「学習」「ユーザー辞書」「システム辞書」などの項目が表示される(左図参照)。

【学習】 (説明略)

【ユーザー辞書】
[辞書名(N)]の「参照(B)」をクリックして、複数のユーザー辞書の中から、ふだん漢字変換に使用するユーザー辞書を1つ選択できる。
[辞書ツール(T)]★ 中央のアイコンをクリックすると「辞書ツール」が起動する。【3】の画面になる。詳細は後述。

【システム辞書】 「追加」「削除」などが可能。巨大な「人名地名辞書」は、同音異字が増えて変換効率が悪いので「削除(R)」が良い(必要なら後で「追加(I)」も可。基本地名は標準辞書にある)。


【3】辞書ツールの操作
左画面の「辞書ツール」の中のメニュー、「ツール」と「ファイル」について説明する。
【ツール(T)】
 「テキストファイルからの登録(T)」★によって、テキストファイルからユーザー辞書へ一括して追加登録できる。処理後にエラーログを保存しておけば、既にシステム辞書・ユーザー辞書に登録済みだった単語などを確認できる。
 「一覧の出力(L)」では、ユーザー辞書に登録済みの単語を「テキストファイル」に書き出す。このテキストファイルは他のPCのMSIMEに一括登録が可能。
 「システム辞書の作成(S)」は、ユーザー辞書をシステム辞書の形式に変換する。変換したシステム辞書を、【2】で述べた「システム辞書」へ「追加」して常時使用できる。ユーザー辞書は漢字変換には1つしか使用できないが、システム辞書の形式に変換しておけば、制限なく使用できる。
【ファイル(F)】
 「新規作成(N)」 空っぽのユーザー辞書を新規に作成する。
   専門語辞書の作り始めのほか、テスト・作業用に利用可。
 「開く(O)」 保存してある複数のユーザー辞書から1つを選んで「ツール」等の処理を実行できる。